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| 003独立式サスペンション |
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| 独立式サスペンションとは、現在の自動車の主流となっているもので 左右のサスペンションが独立して動くということで、 細かい調整をすることもでき、路面追従性も車軸式と比較して 格段に優れている。 ストラット式 [編集]マクファーソンストラット:スプリングとダンパーを同軸上に置き、垂直近くに配置して車輪を支持する。簡潔でコンパクトなことを特徴とし、前輪駆動車にも適する。市販車では1950年に出現し、1970年代以降21世紀初頭現在に至るまで世界的な主流の独立懸架方式。 パラレルリンクストラット:FF車のリアなど。 デュアルリンクストラット:FF車のリアなど。 スイングアーム式 [編集]スイングアクスル:駆動輪が後輪である車両向けの方式で、原型はドイツのアドラーによる1903年の考案まで遡及する。1920年代以降、リアエンジン車を中心に多用された。タトラ各車、フォルクスワーゲン・タイプ1・タイプ2・タイプ3、ポルシェ356のリアなど。トレーリングアームと併用されることも多い。 ダイアゴナルスイングアクスル:スイングアクスルのうち、スイング軸が車台中心に対して45度付近のもの。フィアット600、いすゞ・ベレットのリアなど。 リーディングアーム:車軸線の後方からアームを伸ばして車輪を支持する構造。シトロエン・2CV、M422 マイティーマイトのフロントなどが代表例だが、一般的な方式ではない。オートバイではホンダ・カブが前輪に採用している。 トレーリングアーム:車軸線の前方からアームを伸ばして車輪を支持する構造。 フルトレーリングアーム:ルノー 4、プジョー 205のリアなど、前輪駆動車の後輪を中心に事例多数。 ダブルトレーリングアーム:フルトレーリングアームの一種で、トーションバーを用い、アームを片側あたり上下2段とした構造。フェルディナント・ポルシェの考案で、1930年代に前輪用として多用された。フォルクスワーゲン・タイプ1、タイプ2(T1、T2)のフロントなど。 セミトレーリングアーム:1960年頃から1995年頃までの後輪駆動車のリアに多用された。普及の先鞭を付けたのは1961年のBMW・1500以降のいわゆる「ノイエクラッセ」各車。なお日本車では日産自動車がブルーバード(3代目~6代目までの一部)・スカイライン(3代目~7代目までの一部)・ローレル(初代~5代目までの一部)など1970年代前後の中級車に多用した。 ウィッシュボーン式 [編集]ダブルウィッシュボーン:「ウィッシュボーン」と呼ばれるアームを横方向に二段に配置して車輪を支持する構造。1930年代初期にゼネラル・モーターズによって開発された。横剛性が高く、独立懸架としてはトラット式と並んでもっとも普遍的な形式の一つ。かつては乗用車の前輪独立懸架に多用された。 マルチリンク式 [編集]マルチリンク:1982年にダイムラー・ベンツが実用化。複数(一般に4本以上)のリンクで車輪を支持し、横剛性を高めながら挙動の複合的な制御を図る。実際の形態は車種ごとに多種多様である。 その他の古典的方式 [編集]横置きリーフスプリング:半楕円式のリーフスプリングを上下二段に重ねて配置し、スプリングの両端でハブを支持する方式。ボレーの蒸気自動車で採用された最も古い独立懸架。板バネのみで構成されるため構造が簡単で、1930年代の独立懸架普及初期には多用された。ダブルウィッシュボーンに似ているが、スプリングのみの柔構造な支持で剛性に乏しく、1960年代までに廃れた。 スライディングピラー:初期の前輪用独立懸架方式の一つ。ランチア車(1924年の「ラムダ」以降1960年代までのモデル)、小型サイクルカーなどで使用されたが、既に廃れている。 デュボネ:フランス人アンドレ・デュボネ(Andre Dubonnet 1897-1980)が1927年に考案。キングピンを車台側に固定し、ナックルにスイングアームを取り付けたもの。ばね下重量が小さく、キングピンが動かないため、ジオメトリー変化もない。キングピンオフセットが大きくなるため、キックバックが強く、キングピン回りの慣性重量も大きくなるなど欠点も少なくなく、また各部の消耗により性能劣化しやすい。このため1930年代に一時的な採用例が見られた以外には実例が少ない。 |
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